定年退職後のシニア生活情報なび

定年退職後の生活を楽しむため、将来起こり得る介護に関する情報を紹介。

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介護


介護はある日突然やってきても不思議ではありません。
長寿社会では介護は誰にでも起こり得ることで、老老介護も社会問題になっています。
安心して生きていくためには、将来起こり得る介護することやされることも視野に入れて考えてみてはいかがでしょうか。

●介護や支援が必要な高齢者

我が国では高齢化が急速に進行するにつれて、65歳以上の高齢者人口が増加しています。
高齢化社会を迎えるにあたり、寝たきりや痴呆、虚弱などで一人では生活できない介護や支援が必要な高齢者も増え続けています。
厚生労働省によると要介護認定者数は2000年度で256万人、2005年度は432万人となり、68%の増加となっています。
このように、今後介護や支援が必要な高齢者は増え続ける傾向にあり、2025年には520万人、2050年には580万人にも増えると見込まれてます。

【認定者数(年度末現在)の推移】
(データ:厚生労働省老健局調べ)

●年齢階級別にみた要介護者

厚生労働省によると年齢階級別にみた要介護者では、40〜64歳が5.2%、65〜69歳が5.8%ですが、加齢とともに急速に高まり、70〜74歳が12.1%、75〜79歳が18%、80〜84歳が24.6%、85歳以上が33.5%と長生きするほど介護が必要な確率は高まってきます。
平均寿命が延び、長生きを期待できる反面、介護が必要となる確率もかなり高くなるわけです。

【年齢階級別にみた要介護者】
(データ:国民生活基礎調査(H16年厚生労働省調べ)

●介護に対する不安

内閣府大臣官房政府広報室の平成15年高齢者介護に関する世論調査では、自分自身が介護が必要となった場合に困ると思うことは、「家族に肉体的・精神的負担をかけること」を挙げた者の割合が68.1%と最も高く、「介護に要する経済的負担が大きいこと」(53.6%)、「収入がなくなること」(27.9%)、「人生の楽しみが感じられなくなること」(27.6%)などの順となっています。

●支援・介護が必要となった主な原因

平成16年厚生労働省の国民生活基礎調査では介護が必要となった主な原因は、要支援者では「高齢による衰弱」が22.2%、「関節疾患(リウマチ等)」が17.5%の順となっています。
要介護者では「脳血管疾患(脳卒中など)」が29.1%と多く、要介護1(21.9%)、要介護2(29.6%)、要介護3(33.6%)、要介護4(36.4%)、要介護5(44.5%)となっており、要介護度が高い程割合も多くなっています。

【介護が必要となった主な原因】

(データ:国民生活基礎調査(H16年厚生労働省調べ)




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