![]() |
定年退職後の体と心の健康状態をよく知るために、シニア世代の心と体の健康に関する情報を紹介。 |
||
---|---|---|---|
|
|||
| はじめに | お問い合せ | |
ホーム | お金 | 資産運用 | 副業 | 住まい | 健康 | 働く | 学ぶ | 楽しむ | 介護 | 家族 | 暮らし |
心と体の健康アンケートによれば、老後の心配事で一番多いのが「自分の健康」で、これからの人生を満ち足りたものにするためには、より健康な生活を送ることが欠かせない条件となります。 体や心の健康は、日常的に注意したり、ちょっとした努力によりかなり向上するものであると言えます。 身体機能は30歳から低下し、精神機能は70歳から低下するといわれています。 日頃から自分の体と心の健康状態をよく知っておき、それにふさわしい生活を送ることが必要です。 ●平均寿命と健康寿命健康寿命とは、世界保健機関(WHO)が提唱した新しい指標で、病気や痴呆、衰弱などで要介護状態となった期間を平均寿命から差し引いた寿命のことです。
日本人の平均寿命は、男性78.64歳、女性85.59歳で健康寿命は男性72.3歳、女性77.7歳です。その差は男性で約6年、女性で約8年あります。
(データ:平均寿命:2005年 厚生労働省調べ 健康寿命:2003年WHO世界保健レポート調べ)
言い換えれば、約6〜8年間は生きているけれど病気やけが、痴呆や寝たきりで健康的に活動できない生活を送ることになります。 このことからも平均寿命よりも、より健康寿命の方が大切なのではないでしょうか。 同じ生きるなら、健康寿命を延ばし介護寿命を出来るだけ短くすることが幸せつくりの基本であると言えるでしょう。 ●体の健康健康や病気の予防は、各個人の心掛けで叶えていくものです。どんな人にも大切なことですが、まず大切なことは規則正しい生活をすることです。 次に必要なことは食事への配慮です。食生活は毎日のことですから、食生活に気を配るということは、大きな病気の発症を予防したり、病気の治療にも役立つものです。 代謝機能は30歳ぐらいから低下しはじめ、55歳ぐらいを過ぎると急速に衰えてくるようです。 体力や気力などもどうしても若い頃と同じというわけにはいかなくなります。 軽い運動の習慣を取り入れることは、病気の予防や治療に有効的な方法だけでなく、代謝機能の衰る速度をゆっくりさせる身近な方法でもあります。 一人一人が自分自身で出来ることから、自分の健康管理をすることが肝心です。 そのためには、日頃の生活を見直し、日頃の自分の健康状態をよく知り、それにふさわしい生活を送ることが必要でしょう。 健康状態を知るためには、定期的に健康診断を受けることも大切です。 ●心の健康最近では、心の健康管理(メンタルヘルス)の重要性が叫ばれるようになりました。現代社会はストレスに満ちあふれ、質・量ともに増大し、心のケアに気を配り、ストレスをためない工夫が求められるといえます。 高齢者の精神疾患として、痴呆が多いことはご存知だと思いますが、うつ病も痴呆と並んで多いということは、あまり知られていません。 老年期に近づくと、定年による役割喪失感や親しい人との死別など精神的に不健康な状態になることも少なくありません。 定年による生きがいの喪失、病気による健康の喪失、親しい人との死別などの体験をきっかけとしてうつ病にかかりやすくなります。 そういう人ほど、趣味やスポーツに打ち込んだり、ご夫婦や親しい人と旅行したり楽しみを見い出すことが大切なのです。 交友関係については、信頼できる人を身近に持つことが大切ですが、年を重ねるにつれ世界が狭くなりがちです。 家族以外の人とも進んで付き合い、積極的に外へ出て地域の人々との交流の輪を広げ、語り合い、支え合える仲間を作る努力をしていきましょう。 いろいろな人たちと心措きなく会話を交わすことは、精神的な緊張をほぐし、心の安らぎが得られるものです。 ●かかりつけ医自分の心や体の変調に気がついたら、早めにカウンセリングをうけたり、専門の医師などにより的確に状態を把握してもらうことが大切です。そのためには総括的に指導管理してくれる医師が必要で、この役割をするのが「かかりつけ医」です。 日頃からあなたの健康状態を把握して、病気の治療や健康管理など何でも安心して気楽に相談に応じたり、必要な時には、適切な専門医や専門の病院の紹介をします。 今までの経過をよく知っている自分のかかりつけ医がいれば、適切な医療情報を記載した「主治医意見書」を書いてもらうことができるので安心です。 かかりつけ医を紹介制度したり、かかりつけ医制度を推進している自治体も増えているようです。 長い人生を考えると、かかりつけ医の存在も大きな支えとなるでしょう。 |
|||||||||||||||||||
This site is written by Japanese. / Copyright © 2006 Katsudon right reserved. |