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年金加入記録は、ねんきん定期便やインターネット、社会保険庁などで確認

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加入期間を調べる


年金額は加入期間に応じた支給されますので、自分の将来貰える年金額を知るためにも加入期間を正確に知っておく必要があります。
2007年には社会保険庁の不適正な事務処理が明らかとなり、宙に浮いたり、消えた年金加入記録が5000万件もあり、年金の支給漏れの疑いがある「年金記録漏れ問題」が表面化し社会問題となりました。
行政ばかりを頼りにせず、自分の権利は自分で守るしかありません。
転職した人や姓が変わった人など加入期間に不安のある人は勿論、心配のない人でも確認してみることが大切です。

●加入期間について

老齢基礎年金と老齢厚生年金は、最低25年以上加入した人に支給され、それより短いと原則として年金は支給されません。
20歳から60歳になるまでの40年間保険料を納めた場合に満額受給できますが、保険料の未納期間がある場合には、その期間に応じて減額されます。
本人が希望すれば、65歳より以前(60歳〜64歳)に年金受け取りをスタートする繰上げ支給や、逆に65歳より後(66歳〜70歳)に繰下げて年金受け取りをスタートする繰下げ支給も可能です。
「繰上げ受給」の場合には受給額が減額、 「繰下げ支給」の場合には受給額が増額されます。

●加入期間を調べる

年金加入記録については、いろいろな方法により確認することができます。

@社会保険事務所で確認
最寄りの社会保険事務所の年金相談窓口へ行くと年金加入記録を照会・確認することができます。
55歳以上であれば、だいたいどれくらいの年金が受け取れるようになるか予定金額も照会してもらえます。
社会保険事務所へ行く際には、年金手帳と印鑑を持っていきましょう。
A「ねんきん定期便」を確認
2009年4月から全加入者宛に順次発送されたねんきん定期便には加入期間(加入月数)や加入履歴などを記載されています。
50歳未満は、これまでの加入実績に応じた見込み年金額、50歳以上は将来の年金見込額も記載されており確認することができます。
B電話で確認
電話で問い合わせができるのが「ねんきんダイヤル:0570-05-1165」です。
電話をする前に、ご自身の年金手帳をご用意ください。
電話先で基礎年金番号や生年月日などを告げると、後日、回答票を郵送してもらえます。
Cインターネットで確認 (社会保険庁 年金個人情報提供サービス)
社会保険庁のホームページからもご自分の年金加入記録を照会することができます。
年金加入記録の提供について申し込めば、年金加入記録を郵送してもらえます。
申請が終了すると約2週間ほどで、ユーザIDとパスワードが自宅に郵送され、ユ−ザ−IDとパスワ−ドを取得しておけば、いつでもインターネットでご自分の年金加入記録が確認できます。
50歳以上であれば、だいたいどれくらいの年金が受け取れるようになるか予定金額も照会してもらえます。

●貰える年金額を調べる

日本の年金制度は数年ごとに法改正が行われてきており、自分の加入している公的年金の種類や加入年数、また生年月日などによって年金額や受給できる日が変わってきます。
貰える年金額の計算をするためには、加入期間と加入から退職するときまでの平均月収が必要です。
平均月収については、、簡単に計算することができません。
@〜Cの方法で加入期間を調べた時に合わせて貰える年金額も把握しておきましょう。


年金手帳を確認する 加入期間が満たない




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